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須崎 武則; 三好 慶典; 広瀬 秀幸
Proc.Int.Seminar on Nuclear Criticality Safety, p.383 - 387, 1987/00
一般に、均質溶液燃料体系の温度、ボイド反応度係数は正になることはないとされている。これは、このような体系では、その寸法が比較的小さい場合、密度係数すなわち均質ボイド反応度係数が大きな負の値をとることに基づいている。硝酸Pu水溶液燃料体系において、燃料濃度が約10gPu/lと薄く、体系の大きさが約1000lと大きくなる場合、若干正の温度反応度係数が計算された。また、硝酸Pu水溶液燃料にGdのような非1/v吸収体が混入されると、相当大きな正の温度係数が計算された。 これらの反応度係数は、臨界超過後の過渡現象を支配するものであり、臨界事故規模の評価においてきわめて重要な量である。報告では、これらの反応度係数に関する4因子公式の温度特性、密度特性から導びかれる結果を示しつつ、上記評価結果の妥当性を論ずる。